高山をめぐる旅

高山市の中心地は現在も古い建築物が保存されており、風情ある町並みは“小京都”と呼ばれています。ご当地グルメや伝統工芸品のお店がずらりと軒をつらね、食べ歩きも楽しい町です。

白いテントが並び、飛騨の民芸品や漬物、名産、新鮮な野菜や果物を販売している朝市。宮川沿いと陣屋前広場の2カ所で毎日開かれています。地元の人との交流も朝市の醍醐味です。

高山陣屋は江戸幕府の直轄領であった飛騨の代官・郡代所です。全国の代官・郡代所のなかで唯一、主要建築を残しています。復元整備事業を経て、現在は江戸時代の姿を見学できます。

高山祭で曳き出される実物の屋台を常設展示しています。屋台は11台あってどれも特色が異なり、展示の入れ替えが年に3回あります。豪華絢爛な屋台は一見の価値ありです。

秋の高山祭は櫻山八幡宮の例祭です。高山祭の屋台行事では11台の祭屋台が曳きそろえられます。ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統文化で、全国から見物客が訪れます。

臥龍桜は樹齢1100年のエドヒガンザクラです。高さ20メートル、枝張り30メートル、幹回り7.3メートルで、国の天然記念物に指定されています。見ごろは4月中旬から下旬です。

映画『君の名は』の舞台となった歴史のある町です。瀬戸川沿いに続く白壁土蔵街では、飛騨古川の象徴的な風景が見られます。「飛騨古川さくら物産館」では組紐作り体験ができます。

廃線となった旧神岡鉄道の線路の上を自転車で走るアクティビティ。「まちなかコース（往復5.8km）」と「漆山渓谷コース（往復6.6km）」があり、所要時間はどちらも50分程度です。

世界遺産に登録されている合掌造りの集落です。日本の原風景を思わせる美しい秘境で、海外からも観光客が訪れます。今も伝統的な暮らしや慣習を守りながら人々が生活しています。

日本屈指の山岳リゾートである上高地は、特別名勝と特別天然記念物に指定されています。絶景スポットとして有名な河童橋や明神池をまわるウォーキングコースが整備されています。

下呂温泉は有馬温泉、草津温泉と並び、日本三名泉の一つ。泉質はアルカリ性単純泉で無色透明、まろやかなお湯です。湯ざわりはやさしく、絹のようなスベスベ肌にしてくれます。

気軽に標高2,156メートルの山頂へと行ける、日本唯一の2階建てゴンドラです。山頂展望台からは北アルプスの山並みを一望でき、ゴンドラ中継駅には日帰り温泉施設もあります。